1 自己紹介
1.1 司馬博文 (Hirofumi Shiba)
1.2 研究テーマ
2 他の大学院との違い
① 教育システム
② 学生数:教員数の比
③ 経済的支援
2.1 統数研の教育システム
- 総合研究大学院大学 ← 学生としての所属はここ
- 先端学術院
- 先端学術専攻
統計科学コース(統計数理研究所)
情報学コース(国立情報学研究所)
天文科学コース(国立天文台)
極域科学コース(国立極地研究所)
\qquad\qquad\vdots
- 先端学術専攻
- 先端学術院
2.2 学生数
学生総数は 34 名(2024 年4月1日)
(うち社会人が 24 名)
院生室にいる固定メンバーは 6 人ほど
(うち 3 人は博士1年).
所属研究者は 81 名(私調べ)
- 授業は基本的に少人数
- 準必修科目でも学生は多くて 3 人ほど
- 先生方との距離が近い
- 授業は基本的に少人数
2.3 経済的支援(独自のものに限る)
リサーチ・アシスタント
月額 10 万円の雇用が7月から3月まで
総研大特別研究員:要申請(研究計画書+面接)
- SPRING:月額19万円(学振と同額)
- BOOST:AI 特化だが月額30万(来年度で終わり)
総研大研究派遣プログラム
渡航費と研究支援金(滞在費)を援助
2.4 総研大の学生1人当たり教育経費
3 自分の場合
① 想定通りだったこと
② 想定外だったこと
③ まとめと注意喚起
3.1 想定通りだったこと
博士を取ることは決めてるなら向いてる
- これは大正解だった
- 最初から研究者のたまご扱いをしてくれる
入ってから面白いテーマに出会える
- これも大正解
- 入学後に統計関連分野を見渡せる稀有な場所
- 指導教員との(分野的・人間的)相性,直感が大事
3.2 想定外だったこと
△ 経済的な支援が充実 → ○ 総合的な支援が充実
- トップ層にとっては,金額的には他の大学の方が充実していることもある
- しかし平均的な学生にかける金額は総研大が圧倒
△ 学生交流が薄い → ○ 同年代・同分野の交流は薄い
- 総研大で見れば学生は多く,交流の機会も作れる
- 先輩の三戸さんが空気を変えつつある
- 身近な問題を相談できる人は確かに少ない
- 総研大で見れば学生は多く,交流の機会も作れる
3.3 終わりに:注意喚起
- 半強制的な交流は少ない
- 院生室の人数は少ない
- 同じ指導教員につく同年代の学生は基本いない
- 主体的に動かないと何も起こらない
- 自分の将来を考えて動けるのは自分だけ
博士を目指して積極的に動ける人にとっては天国
3.4 情報提供
参考文献
Kreis, K., Gao, R., and Vahdat, A. (2022). Denoising diffusion-based generative modeling: Foundations and applications.